【保育園紹介】森の台保育園

2020年06月30日の記事です。

森の台保育園は、社会福祉法人歩育の会が運営する、緑区の認可保育所です。JR横浜線または市営地下鉄「中山駅」南口から徒歩15分の閑静な住宅街に位置しています。園の裏手に流れる小さな水路には、ホタルが生息しているそうで、環境の良さが伺えます。

園児定員は78名で、0歳児9名、1歳児12名、2歳児12名、3歳児15名、4歳児15名、5歳児15名です。保育時間は、朝夕の延長保育も含めると、平日は7:00～20:00、土曜が7:00～18:00となっています。

森の台保育園は、平成16年に市有地貸与の形で、緑区では最初の横浜市の子育て支援事業5カ年計画・待機児童解消の保育園として、開園しました。分園に「わかばの森保育園」、姉妹園に「たまプラーザこどもの詩（うた）保育園」があり、子どもひとりひとりの最善の幸せを願う保育として、次の3つの保育目標を掲げています。

健康で生き生きとした子どもを育てる
衛生と安全保育に気をつけて、家庭的な雰囲気の中で情緒ある協調性のある子どもに育てる
ひとりひとり個人差を考慮しながら離乳、歩行、言葉の発達、運動機能等、基本的な習慣を身につける

園内は開放的な造りになっていて、吹き抜けと大きな窓で風通しや採光が良く、木のぬくもりを感じる、まさに「森」のような空間でした。屋上には10周年記念の際に、スペースシャトルの遊具を設置したそうです。操縦席に座って遊んだり、子どもたちの人気スポットになっているようです。

少人数クラスで複数担任による保育では、まずは担任に何でも言える関係を作り、子どもたちから「明日も保育園にいきたい」と思われる保育園を目指しているそうです。

子どもたちひとりひとりをしっかりと見て、「よくできたね」「すごいね」という励まし言葉を何度もたくさんかけることで、良い連鎖をつくることができるのだといいます。実際に、誰かが褒められているのを見て、同じことをやり始める子どももいるとおっしゃっていました。

保育の質を向上させるためにも、保育士職員があらゆる学習会や研修に参加し、経験を積んでいけるようにしているといいます。時代に沿った新しい感覚も柔軟に取り入れつつ、古くからの大切な感覚も意識しながら、安全保育や衛生面での配慮にも心がけているそうです。

園長先生こだわりの「えほんのお部屋」には、年齢別に4,000冊もの絵本を所蔵しており、一日の中でも5、6回の読み聞かせを取り入れているそうです。絵本にはいろいろな言葉や出来事が子どもにわかりやすく表現されています。人との関わり方や心の在り方など学びを得るのには最適であり、身近な存在としていつでも手に取ることができるようにと、図書室の他にも園内に置いてあるそうです。