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様々な幼児教育をご紹介~中編~

前回に引き続き様々な幼児教育の中編を今回はお送りしたいと思います。

今回は以下の3つについてご紹介したいと思います。

<本日の特集>

 

レッジョ・エミリア教育

 
こちらは以前にも特集を行いましたが、北イタリアの町レッジョ・エミリアの郊外ヴィラ・チェラという村で誕生した教育です。
教育熱心な親や町の人々が教育者と一体になり、戦争で破壊された建物からレンガや石を集め、残された戦車を売り資金を集めるなどをして1963年にイタリアで最初の公立の幼児学校がオープンしました。
その後も幼児施設が増えていき、1991年にアメリカの週刊誌【ニューズウィーク】に取り上げられ「幼児教育における国際的なロールモデル」と教育界で高く評価され世界的に注目されました。

・レッジョ・エミリア教育の理念とは

レッジョ・エミリア教育の理念には3つのポイントがあります。

1:「社会性」を大切にする

1つ目は「社会性」についてですが、レッジョ・エミリア教育では子ども達の社会性を重要視しています。
レッジョ・エミリア・アプローチの特徴として「プロジェクト活動」と呼ばれるものがあり、これは1つのテーマを数ヶ月~1年の期間にわたり子ども達と保育士・保護者が一緒に掘り下げていく活動のことで、プロジェクト活動を重ねることにより自主性・協調性が身につくとされています。
 

2:「時間」を大切にする

教育の方針はスタッフでしっかり詰めて話し合っているが、カリキュラムや時間割などはない。
レッジョ・エミリア教育には、時間が来たら終わるのではなく子ども達のタイミングで過ごしているため、大人達が子ども達に終わらせたりするような言葉を使うことはありません。
 

3:「権利」を大切にする

3つ目は「子どもは権利の主体」とされ、子ども達は沢山の権利があるとされている。
この権利を認めてあげることが子どもを尊重することであり、レッジョ・エミリア教育の最大の理念とされています。
 

・レッジョ・エミリア教育3つの環境

その他に子どものために3つの環境が整っています。

レッジョ・エミリア教育の施設には、子ども達の教室に囲まれる形で「ピアッツァ」という共同広場があります。
また芸術活動に必要な「アトリエ」・「ミニアトリエ」といった空間が用意され自由に遊びながら想像力を育むことができるような環境になっています。
 
2:身の回りにあるすべてを教材にする芸術環境

レッジョ・エミリア教育では身の回りにあるものは全て教材にしています。
例えば公園であれば、落ち葉・枝・木の実なども教材として使います。
壊れてしまった人工物等ありとあらゆるものが造形的な表現活動の素材となりインスピレーションを育てることができる環境になっています。
 
3:ドキュメンテーションで記録される環境

「ドキュメンテーション」と呼ばれるものがあり、これは子ども達が友達や先生との会話などを細かくメモをし毎日記録したものをさします。メモではなく動画で記録することもあります。
 
 

ドーマンメソッド

幼児教育の世界的権威である「グレン・ドーマン博士」が脳障害児のために生み出した教育法と呼ばれています。
名称は「ドーマンメソッド」もしくは「ドーマン法」と呼ばれています。

乳幼児の時期は脳が急激に発達されると言われており、脳に適切な刺激を与えるメソッドとしても有名です。

幼児期からドーマンメソッドの教育を行うことにより、「理解力や判断力が高い人間になる」「両行な親子関係を築くことができる」その他にこの後開設をしますが勉強などの知的分野でも良い影響を与える教育法です。

この「知的分野」というのは、具体的には「算数」のことを指しています。

ドーマンメソッドで有名なのは「ドッツカード」です。
これは次回特集予定の「七田式教育」にも使われていますが、元々はドーマンメソッドが始まりです。

では、この「ドッツカード」とはどのようなものか。実際のカードが手元にないのでイメージ画像を載せたいと思います。

具体的にどのようにして使うのかですが、カードに赤い丸が書かれているカードをフラッシュカードと同じように子どもに見せます。
0歳~3歳までにやると一番効果が高いと言われているそうです。
このドッツカードを使うことによって数学的素地が育つとされています。が、使ったらすぐに効果が出るのか?というわけではなく、幼児期より少し先の話になるみたいです。

ちなみに私も海外で生活していた4歳か5歳の時に似たようなものをやった経験があります。
で、実際に効果があるのか。についてですが、これがドッツカードの影響かは断言できませんが確かに算数・数学の成績は学生時代ずっと一番良かったです(珠算も段持ちなので)

この他にも知的分野以外に運動能力の向上などもあり、「うつ伏せ遊び」「ハイハイをたっぷりさせる」「ぶらさがり運動」「ブレキエーション」などをやると良いとされています。

「ぶらさがり運動」や「ブレキエーション」だと室内で使うタイプのうんていがないとできません。が、ハイハイやうつ伏せ遊びなどであれば室内でもできるので、ご自宅や保育園などでも行いやすいです。

では、実際にドーマンメゾッドを取り入れている保育園や幼稚園はあるのか?についてですが、全ての保育園・幼稚園を調査したわけではないため参考程度ですが、ドーマンメソッドの全てを。というよりかは一部を取り入れている園が比較的多いのかな。という状況です。(特にドッツカードとか)

ちなみにドッツカードをPCの「パワーポイント」で作成して画面を見せながらご家庭で実施している方が以外と多いことが分かりました。
(スライドショー機能を使って)

ご家庭で実際に試してみようかな?という方は、いきなり専用の道具を買う前にパワーポイントで試してみるのもいいかもしれませんね。
また、実際にどのようにやればいいのかが、これだと分からないよ。という方には動画で公開されていますので、こちらをチェックするといいですよ。
 
 

ピラミッドメソッド幼児教育法

 
このピラミッドメソッドとは学力テスト上位国のオランダにて誕生した幼児教育法の一つです。この教育法には4つの基礎概念で成り立っています。

1:子どものやる気(自主性)

2:保育者の支援(自主性)

3:寄り添うこと

4:距離をおくこと

以上、4つの基礎概念です。

具体的には

・子どものやる気(自主性)

子ども達が自分を取り巻く世界を理解するためには自主的に取組む、その自主性を維持させることが何よりも大切。と考えられています。

子ども達の養護的要求を満たされることにより自主性が育まれるとされています。
この養護的要求というのは、「認められたい、自信を持ちたい」のことを意味しています。

・保育者の支援(自主性)

子ども達の自主性を育むためには、保育者が子どもの要求を考慮した働きかけを行う必要があります。
「安心できる保育環境の提供」「変わらない情緒的な支援」「自身の能力を信じて行動できるように支援する。等の安らぎを与える」などといった働きかけに加え、学びや遊びの支援方法に段階を設けるなど幅広い教育技能で働きかけることも必要と考えられます。

・寄り添うこと

母親と子どもの良好な関係がもたらす影響に注目したアタッチメント理論、その理論は保育者と子どもの関係にもあてはまると考えられ、保育者と子どもとの良好な信頼関係を築くことが重要とされています。

・距離をおくこと

目の前にある物事だけを学ぶのではなく、目に見えないものにも焦点を合わせる学びが、子どもの発達を促す上で大切であるという理論で、発達段階に合わせ子どもに具体的なことから取り組みを始めさせ、徐々に外の世界・抽象的な世界へ導く中で表現することに挑戦をさせ発達を促す

文章だけだとイメージしにくいと思いますので、こちらをイラストにしてみました。
実際にイラストが公開されていたのを、もう少し見やすくしたものにしました
※英語で書かれているので

左のイラストはピラミッドを真上から見た図となっています。
上記で説明した4つの基礎概念です。

右のイラストを説明していくと、

・一番下の段・・・「あまり介入しない」「遊びと探索の時間」

・真ん中の段・・・「普通の手助け」「グループで継続的な遊びを行う」

・一番上の段・・・「手厚く教える」「特別支援を行う」

では、実際に保育園ではどのようなことが行われているのでしょうか。

1つは、子どもに自主的に遊んでもらうため、積み木・絵本などを区切って(コーナー)保育室に設けて、子ども自身に選択をして遊んでもらう。
遊び終わったら片づけさせてから、違うもので遊ぶルールを身に付けさせる。

2つ目は、部屋の中心に円を描くように椅子を並べ子ども達を座らせる「サークルタイム」
子ども達は他の子たちの顔を見て交流ができ、保育士さんもより身近に接することができます。

3つ目は遊びコーナーにあるものを写真にしてボードに貼り、子ども達は何で遊ぶかを決め自分の名札を遊ぶコーナーの写真下に貼ってから遊ぶ「プランニングボード」
これにより自ら選択する力を養うとされています。

4つ目は月ごとに1つのテーマを決めて遊びに取り組む「プロジェクト」
「大きさ・数・色と形、家、水」など様々あり、保育園ごとに違いがありますが、1つのテーマを週ごとに内容を深くしていき、子どもの興味・経験を発展させていきます。

如何だったでしょうか。
今回は前回に引き続き様々な幼児教育の中編ということで「レッジョ・エミリア教育」「ドーマンメソッド」「ピラミッドメソッド幼児教育法」を特集しました。

たいぶまとめた形になっているので分かりにくい部分があったと思いますので、別の機会に深く掘り下げて特集をしたいと思います。

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